Kevin Boyer
プロダクトマーケティング担当シニアディレクター
更新日: 2026年7月11日
顧客分析ツールとは?
暗い部屋で鍵を落としたときの、探しづらさやもどかしさを思い出してみてください。分析ツールを使わずにビジネスを運営するのは、それとよく似た状況です。分析ツールがなければ手探りのままで、本来必要のない苦労を抱えることになります。
顧客分析プラットフォームは、業務改善のカギを照らすスポットライトの役割を果たします。適切な分析ツールを導入すれば、顧客の属性、ニーズ、そしてどのように価値を届けるかを把握できます。以降では、顧客分析の基礎と、優れた顧客分析ツールが顧客体験(CX)の向上にどう貢献するかを解説します。
目次
- 顧客分析ツールとは?
- 顧客分析ツール比較表
- 【2026年版】顧客分析ツールおすすめ12選を比較
- 顧客分析ツールに求めたい主な機能
- 顧客分析ツールの選び方
- よくある質問
- 総合力で選ぶなら、Zendeskの顧客分析ツール
顧客分析ツールとは?
顧客分析ツールとは、顧客の行動や嗜好を分析・理解するためのビジネスインテリジェンス(BI)ソリューションです。顧客との接点で得られるデータをもとに、顧客動向をインサイトとして可視化し、業務の最適化を支援します。
顧客分析により、事実に基づく意思決定と、顧客の期待に沿った対応が可能になります。正確な顧客データがなければ、顧客のニーズは試行錯誤で推測するしかありません。ZendeskのCXトレンドレポート2026年版によると、消費者の72%が、「たった一度の悪いサービス経験で競合他社に乗り換える」と回答しており、機会損失は無視できません。顧客分析ツールを活用すれば、はじめの段階から的確な打ち手を取れます。主な顧客分析の種類は次のとおりです。記述的分析:過去の顧客行動を把握します。診断的分析:なぜ顧客が特定の行動を取ったのかを明らかにするものです。予測的分析:顧客が将来どう行動する可能性が高いかを予測します。処方的分析:将来取るべき打ち手の提案です。
顧客分析ツール比較表
顧客ジャーニーの追跡、フィードバックの分析、パフォーマンス測定に活用できる、代表的な顧客分析ツールを比較表にまとめました。
| 製品 | 料金 | 無料トライアル | 機能と特徴 |
|---|---|---|---|
| Zendesk | エージェントあたり月額$19(年払い)〜 | 14日間 |
|
| Domo | 要問い合わせ | あり |
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| Zoho PageSense | 月額$12(年払い)〜 | 15日間 |
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| Woopra | 月額$0(コア分析のみ) | 14日間 |
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| UXCam | 月額$0(ダッシュボード1つ) | 14日間 |
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| Tableau | ユーザーあたり月額$15(年払い)〜 | 14日間 |
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| Plausible | 年額$90(年払い)〜 | 30日間 |
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| Mixpanel | 月額$0(グループ分析なし) | なし |
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| Kissmetrics | イベントあたり$0.0025 | なし |
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| Hotjar | 月額$0(1日35セッションまで) | 15日間 |
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| Google Analytics | 月額$0 | なし |
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| Amplitude | 月額$0(カスタムイベントなし) | なし |
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【2026年版】顧客分析ツールおすすめ12選を比較
1. Zendesk
Zendeskは顧客体験ソリューションを提供する大手ベンダーであり、顧客分析ツールもその強みを反映した製品です。顧客との対話を理解し、最適化したい企業に、強力な分析基盤を提供します。
Zendeskのレポート機能は、メール、チャット、SNS、音声など、あらゆるチャネルのデータを統合します。これにより、顧客とブランドの接点を分断させることなく計測できます。チャネル間のパフォーマンス比較、リアルタイムのトレンド把握、即時の運用調整が可能です。ユーザーはレポート内の履歴データにアクセスし、共有できるため、チームや関連部門が業務プロセス改善に向けて連携しやすくなります。
Zendeskマーケットプレイスには、EC(電子商取引)や顧客関係管理(CRM)システムなどの外部ツールと連携するためのインテグレーションが数多く揃っています。あらゆるシステム間でデータを一元化することが可能です。あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボードにより、リアルタイムのデータをチャートで可視化し、パフォーマンスの監視やチーム運営に活用できます。
さらに、AIを活用した自動化機能により、チームの生産性を高めます。自動化された処理は、問い合わせの分類・優先度付け、顧客感情の分析、顧客に合わせた迅速な回答の提供を支援します。Zendeskの顧客分析ツールは、データドリブンなインサイトを活用しながら、優れた顧客サポートとエンゲージメントを実現したい企業向けの包括的なソリューションです。
機能:
- メールとチケット管理システム
- チケットルーティング
- あらかじめ用意された分析ダッシュボード
- テンプレート返信
- 顧客コンテキスト
- 自動化とトリガー
料金:
- Support Team:エージェントあたり月額$19
- Suite Team:エージェントあたり月額$55
- Suite Professional:エージェントあたり月額$115
- Suite Enterprise + Copilot:要問い合わせ
※プランは年払い。
他のZendeskの料金プランも確認できます。
無料トライアル:14日間
2. Domo
Domoはクラウドネイティブなビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォームで、数百のソースからデータを統合し、単一の信頼できる情報源として提供します。Magic ETL Dataflowsによる強力なETL機能により、コーディングなしで顧客データのクレンジング、加工、変換を実施できます。顧客ジャーニー全体を把握するのに適した包括的なツールです。
Domoはセルフサービス分析に強みがあり、ユーザーはデータ探索、インタラクティブなダッシュボードの作成、自然言語によるレポート生成が行えます。AI駆動のエンジン「Agent Catalyst」がインサイトを自動生成し、予測モデルを支援します。さらに、ノーコード・ローコードのデータアプリを作成できるほか、「Domo Everywhere」を使えば他のアプリケーションに分析機能を直接埋め込むことも可能です。顧客向け分析の要件にも柔軟に対応できるソリューションです。
機能:
- リアルタイムのBIとインタラクティブなダッシュボード
- 1,000以上のコネクタによる幅広いデータ統合(Magic ETL)
- AIによるインサイトとワークフロー自動化(Agent Catalyst)
- セルフサービス型の埋め込み分析(Domo Everywhere)
- ローコード・プロコードのアプリ開発
- データガバナンスとセキュリティ
- モバイルBI
料金:
- 要問い合わせ
無料トライアル:
あり
3. Zoho PageSense
Zoho PageSenseは、Web分析とコンバージョン最適化のためのソフトウェアです。属性、地域、行動などの観点で顧客を明確なセグメントに分類できます。
ヒートマップ機能を備えており、クリックやスクロールなどユーザーの注目が集まるページ領域を可視化します。特定の要素やアクションの効果を測定するために、カスタム指標を作成・追跡することも可能です。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- ヒートマップ
料金:
- Analyze:月額$12〜
- Engage:月額$18〜
- Optimize:月額$30〜
※プランは年払い。料金は月間ページビュー10,000の場合。
無料トライアル:
15日間
4. Woopra
Woopraは、顧客分析とエンゲージメントを支援するプラットフォームです。アクショントリガーによるフィードバックアンケートの実施やフォローアップメール送信など、マーケティングや顧客対応の一部の作業を自動化できます。
Woopraは、あらかじめ用意されたレポートやダッシュボードを備えており、顧客データを可視化するのに役立ちます。ユーザーエンゲージメント、コンバージョン率、顧客行動などの指標をカバーします。顧客ジャーニーの追跡機能もあり、キャンペーンのコンバージョン阻害要因となる課題を把握できます。
機能:
- オムニチャネル分析
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- 顧客プロファイル
料金:
- Core:月額$0(コア分析のみ)
- Pro:月額$999
- Enterprise:要問い合わせ
無料トライアル:
14日間
5. UXCam
UXCamは、モバイルアプリ向けの顧客分析ツールです。画面上のジェスチャーを追跡し、顧客がボタンを乱暴にタップしているといったユーザー感情を自動検出できます。
複数のダッシュボードを作成でき、テンプレートの利用やリアルタイムのデータ更新にも対応しています。訪問者のセッションを記録して再生できるため、顧客がつまずいた箇所を特定できます。リピーターや離脱ユーザーなど、セグメント別にレポートを分けて確認することも可能です。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- セッションリプレイ
料金:
- Free:月額$0(ダッシュボード1つ)
- Growth:要問い合わせ
- Enterprise:要問い合わせ
無料トライアル:
14日間
6. Tableau
Tableauは、Salesforceが提供するBI・分析ソフトウェアです。データベース、スプレッドシート、クラウドサービスなど、あらゆるソースやチャネルからデータを収集でき、オムニチャネルのパフォーマンスを可視化します。スケジュール型のデータ更新やレポート配信にも対応しているため、手作業を挟まずに最新情報を確認できます。
アラートやトリガーを設定して、特定のイベントやデータ変化を検知することも可能で、目視監視の負担を軽減します。SalesforceのAI技術を活用しており、予測分析にも取り組めます。ただし、CX特化の学習済みAIモデルが標準で用意されているわけではありません。自社の要件に合わせて活用するには、時間と開発リソースが必要になる場合があります。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- AIによる予測
料金:
- Tableau Viewer:ユーザーあたり月額$15
- Tableau Explorer:ユーザーあたり月額$42
- Tableau Creator:ユーザーあたり月額$75
※プランは年払い。
無料トライアル:
14日間
Zendesk向けTableau Connectorインテグレーションの詳細情報
7. Plausible
Plausibleは、Google Analyticsの代替を掲げるオープンソースの顧客分析プラットフォームです。過度に大きな分析スクリプトを読み込まず、シンプルにサイトの情報を取得できます。
Cookieの追跡や個人データの収集を行わず、ユーザーのプライバシーに配慮した設計です。基本料金には最大50サイトの分析追跡が含まれ、追加も可能です。定期的なレポート自動生成や、トラフィック急増時の通知にも対応しています。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- トラフィック急増時の通知
料金:
- Growth:年額$90〜
- Business:年額$190〜
※プランは年払い。料金は月間ページビュー10,000の場合。
無料トライアル:
30日間
8. Mixpanel
Mixpanelは、Webサイト、モバイルアプリ、その他のデジタルプラットフォームにおけるユーザー行動の詳細データを収集できます。ページビューやクリックだけでなく、特定のユーザーアクションも追跡できるため、顧客がどのような手順で操作したかを把握できます。
自動アラート機能も備えており、重要なイベントやユーザー行動の変化をリアルタイムで通知します。カスタムアラートを設定し、ユーザーエンゲージメントの急落や新規登録の急増など、特定のイベントや条件を監視することもできます。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- ダッシュボードのTVストリーミング表示
料金:
- Starter:月額$0(グループ分析なし)
- Growth:月額$20〜
- Enterprise:月額$833〜
無料トライアル:
なし
9. Kissmetrics
Kissmetricsは、顧客データ分析ソリューションです。A/Bテスト機能により、Webページやメールキャンペーンなど、マーケティング施策の異なるバージョンを比較し、エンゲージメントを検証できます。
顧客のアクティビティ追跡により、デジタルチャネル全体で顧客行動をモニタリング・記録します。ユーザージャーニー、イベント操作、ファネル分析にも対応しており、顧客がWebサイトやアプリをどのように利用したかを把握できます。売上レポート機能もあり、特定のマーケティングキャンペーンや顧客行動と売上との相関を確認できます。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- リアルタイム・履歴データ
- A/Bテスト
- マルチチャネルアトリビューション
料金:
- Pay As You Go:イベントあたり$0.0025
- Silver:月額$199
- Gold:月額$499
- Platinum:要問い合わせ
※Silver、Gold、Platinumプランは年払い。
無料トライアル:
なし
10. Hotjar
Hotjarのいずれかの製品でベーシックプランを申し込むと、他の分析プランの基本機能にもアクセスできます。オンサイトアンケート、投票、フィードバックフォームなどを通じてユーザーの声を収集し、顧客の感情や嗜好を把握するのに役立ちます。
顧客のセッションを録画・再生する機能により、Webサイトやアプリの使い方を実際の操作から観察できます。ファネル分析にも対応しており、コンバージョン過程の離脱ポイントやボトルネックを特定できます。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- ヒートマップ
料金:
- Observe Basic:月額$0(1日35セッションまで)
- Observe Plus:月額$32(1日100セッションまで)
- Observe Business:月額$80〜(1日500セッションまで)
- Observe Scale:月額$171〜(1日500セッションまで)
- Ask Basic:月額$0(月間20件の回答まで)
- Ask Plus:月額$48(月間250件の回答まで)
- Ask Business:月額$64〜(月間500件の回答まで)
- Ask Scale:月額$128〜(月間500件の回答まで)
※プランは年払い。
無料トライアル:
15日間
11. Google Analytics
Google Analyticsは、データのトレンドや変化を自動で可視化し、ユーザー行動の変化を通知するアラート機能を備えています。データのカスタムビューを作成し、KPIや業務目標を追跡することも可能です。
機械学習アルゴリズムを活用しており、データから深いインサイトを得られます。たとえば、ユーザー行動の予測、コンバージョン確率に基づくオーディエンスのセグメント化、Webサイトの改善提案などです。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- 機械学習
料金:
- Google Analytics:月額$0
- Google Analytics 360:要問い合わせ
無料トライアル:
なし
12. Amplitude
Amplitudeは、機械学習を活用してユーザーデータの分析を自動化するプロダクト分析プラットフォームです。ユーザー行動のトレンドやパターンを特定し、プロダクトエンゲージメントを高める要因を把握できます。
コラボレーション機能を備えており、プロダクトマネージャー、デザイナー、マーケター、エンジニアが製品改善に向けて連携できます。データ品質のチェック機能もあり、分析対象データの正確性と信頼性を保てます。
機能:
- あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
- 顧客セグメンテーション
- 共有とコラボレーション
- リアルタイム・履歴データ
- AIと自動化
- A/Bテスト
料金:
- Starter:月額$0(カスタムイベントなし)
- Plus:月額$49
- Growth:要問い合わせ
- Enterprise:要問い合わせ
※プランは年払い。
無料トライアル:
なし
顧客分析ツールに求めたい主な機能
顧客分析ツールの用途は多岐にわたります。投資対効果を最大化するためには、次のような主要機能が備わっていることが重要です。
オムニチャネル分析
正確な分析データを得るには、顧客とのあらゆる接点を漏れなくカバーする必要があります。Webサイト、モバイルアプリ、SNS、コールセンターにおける顧客の行動データが対象になります。オムニチャネル対応の分析ツールなら、多様なデータソースを一元的に集約・分析でき、重要なインサイトを見逃すリスクを減らせます。
たとえば、Mailchimpは複数チャネルにわたる顧客サポートデータを追跡し、顧客が最も必要としている機能を特定しています。その知見をもとに、より高い利便性を持つ製品の開発に活かしています。
リアルタイムと履歴データ
リアルタイムのレポートを活用すれば、ヘルプデスクの主要指標を監視したり、ユーザー行動を追跡したり、マーケティング施策の効果をその場で評価したりできます。スピードのある意思決定により、戦略の見直し、課題への対応、機会の捕捉が容易になり、顧客体験と業務効率が向上します。また、履歴データが蓄積されていれば、現在の動きと過去の動きを比較し、新たなトレンドが業務全体のパターンと関連するかどうかを判断できます。
あらかじめ用意された・カスタマイズ可能なダッシュボード
あらかじめ用意されたダッシュボードは、主要指標を素早く俯瞰できるため、複雑な設定なしにインサイトを得られます。カスタマイズ可能なダッシュボードは、自社ならではの目標に合わせて指標やKPIを組み合わせられます。あらかじめ用意された内容とカスタマイズを両立できるツールを選ぶと、効率と柔軟性のバランスを取りやすくなります。
共有とコラボレーション
部門横断で同じデータにアクセスし、同じ視点で解釈できると、業務目標やパフォーマンス指標に対する共通認識が育ちます。コラボレーション機能により、情報共有が円滑になり、多様な視点を意思決定に活かせます。オープンなコミュニケーションや透明性が担保されることで、サポートチケットへのチーム対応も迅速になります。優れた顧客体験と業務効率を実現するうえで欠かせない機能です。
顧客セグメンテーション
顧客セグメンテーションでは、属性、行動、嗜好といった要素で顧客をグループに分類します。マーケティング施策、製品提供、顧客体験を各セグメントに合わせて最適化することで、よりパーソナライズされたコンテンツを届けられます。各セグメントの傾向を分析することで、施策の精度が上がり、顧客エンゲージメントとコンバージョン率の向上につながります。
AIと自動化
自動化により、各種ソースからの情報収集と整理がリアルタイム(あるいはリアルタイムに近いスピード)で進み、データサイロや遅延のリスクを低減します。AIを活用したツールなら、大規模データからパターンや意味のあるインサイトを抽出でき、手作業では扱いにくい分析も担えます。発生した課題への次のアクションを提案してくれる場合もあります。CXトレンドレポートによると、CXリーダーの68%が、「AIはすでにデータと分析を大きく向上させている」と回答しており、AI活用は分析基盤の中核になりつつあります。
たとえばSprout Solutionsは、当初レポートを手動で作成していましたが、事業の急拡大に伴い、データ分析が追いつかなくなっていきました。Zendeskの自動レポートを導入することで、あらゆる活動を追跡できるようになり、担当者の時間をデータ収集に取られることなく、事実に基づく意思決定を実現しています。
顧客分析ツールの選び方
顧客分析ツールのパフォーマンスは、事業の成果を左右します。掲げた価値を実際に提供できるベンダーと組むことが重要です。ツール選定の際に押さえたいポイントを紹介します。
総所有コスト(TCO)と価値実現までの時間を見極める
顧客分析ツールベンダーの課金体系はさまざまです。月額固定料金のようにわかりやすい料金体系のベンダーもあれば、利用量に応じた従量課金を採用しているベンダーもあります。トラフィックが多いサイトの場合、従量課金では総コストが膨らみやすくなります。この場合、月額固定料金の方が費用対効果が高くなる可能性があります。
あわせて、ツールを本格運用に乗せるまでの時間も確認しておきましょう。既存システムと連携するために独自コードの開発が必要だったり、新しいツールを使いこなすためにチーム全体で長期のトレーニングを要したりする場合、価値実現までに時間がかかります。
信頼性とセキュリティを確認する
CXトレンドレポートによると、消費者の61%が、「AIが自分との過去のやり取りを分析できるようになった今、よりパーソナライズされたサービスを期待している」と回答しています。ただし、企業側がデータを適切に守れなければ、その姿勢は一転します。顧客データが漏えいすれば、レピュテーション、法的責任、財務面に深刻な影響が生じます。セキュアな分析ツールを選ぶことで、顧客データの暗号化、アクセス制御、データ保護法令への準拠を確保できます。
連携性を意識する
顧客分析ツールの価値は、どれだけ多くのシステムと連携できるかで大きく変わります。まず、あらゆる顧客コミュニケーションチャネルと連携できることが望ましいでしょう。次に、社内システムとも同期し、複数ソースのデータを組み合わせて顧客の360度ビューを実現できることが重要です。あらかじめ用意されたインテグレーションが豊富なツールなら、必要な連携をスムーズに構築できます。
たとえばVimeoは、Zendeskの拡張性を活かして、CRM、プロジェクト管理、コミュニケーションツールから分析データを収集しています。複数のダッシュボードをカスタマイズして、カスタマーサクセスと営業のデータを共有することで、部門を横断した情報活用を実現しています。
拡張性を重視する
企業の成長に伴い、扱うデータの量も複雑さも増していきます。拡張性のある分析ツールなら、生産性を損なわずに事業拡大に対応できます。分析基盤の拡張、データソースの追加、増加するユーザーニーズへの対応が可能になります。導入時点で拡張性を見据えておけば、現行の要件を満たしつつ、事業の成長に合わせてツールも進化させられます。
よくある質問
総合力で選ぶなら、Zendeskの顧客分析ツール
顧客分析ツール選びは、暗闇で落とした鍵を探す作業のように苦しむ必要はありません。Zendeskなら、先進的な機能で、顧客体験の向上につながるデータの可視化と活用をしっかり支えます。オムニチャネル分析、あらかじめ用意されたダッシュボード、リアルタイム・履歴データのカスタムレポートにより、業務運営と顧客の期待への対応を無理なく両立できます。Zendeskの機能を体験してみてください。
