世界はひとつ
私たちの世界は多様性に溢れています。 テクノロジー業界には、それらを受け入れる器が必要です。 しかし真の変化は、まず自分がその役割を果たすことでしか始められません。 Zendeskは、多様性・公平性・受容性(DEI)を全社的な企業文化の一部とする取り組みを推進しています。
“We’re being very deliberate about building a diverse and creative company where all employees feel empowered and comfortable being their authentic selves.”
Mikkel Svane
Zendesk、CEO


ガバナンスと説明責任
透明性なくして変化なし
どんな組織にもいえることですが、真の変化を起こすには、トップダウンの取り組みが必要です。 そこでZendeskは、上級管理職で構成される多様性、公平性、受容性を高めるための委員会、「多様性協議会」を設立しました。
この協議会は、多様性、公平性、受容性の文化を育み、高いパフォーマンスを発揮する多様な人材の採用、維持、育成のための方針を策定し、実践につなげます。 また、Zendeskがサービスを展開するコミュニティ間での不公平性を解消するため、多様性・公平性・受容性(DEI)に取り組む世界中の組織と連携しています。

Zendeskの取締役のご紹介
取締役会は多様性・公平性・受容性(DEI)の目標達成における進捗状況を監視し、指導を行い、全体像を把握するための重要な役割を果たしています。
従業員ファースト
人と人の絆
私たちは、Zendeskが真の多様性の発信地となることを目指しています。 それにはまず、従業員の多様性が必要です。 Zendeskは、多様な人材に選ばれる企業を目指し、違いを活かしてイノベーションを生み出す受容的な文化を育成しています。 社会的弱者として暮らす人材には、組織としての成長に合わせたキャリアアップの機会を提供します。
「ソフトウェア業界以外のバックグラウンドを持つアフロカリビアンの女性として、複雑な問題を解決するために多様なチームをまとめることのメリットを、日々実感しています。」
Nancy Díaz Lemmon

専門的で文化的な能力開発
女性従業員が自身のキャリア形成で新たなスキルを身につけ、受容的な企業文化をサポートするためのプログラムを用意しています。
人種差別、公平性、特権に関する教育プログラム
2020年の時点で人種差別、公平性、特権について学ぶセッションを修了している管理者の割合は、約90%にのぼります。 修了者は、実践的なノウハウを業務に活かすことができます。
Illuminateリーダーシップ能力育成プログラム
新任のチームリーダーやマネージャーは、この四半期ごとに開催されるリーダーシッププログラムで、自身の無意識の偏見を考察します。 また、リーダーとしての心構え、フィードバックの与え方、コーチング方法、そして心理的安定を確立する方法なども学びます。
新しいリーダーのオンボーディング
新任のマネージャー全員がリーダーの視点から見た多様性・公平性・受容性(DEI)を追求することで、帰属意識の高い企業文化とは何かを理解し、その形成を支援し、実践することができます。
Ignite能力開発プログラム
2021年に新たにスタートしたIgniteでは、社会的弱者としての生活を送る従業員に、1対1のメンター、経営幹部によるネットワーキングイベント、グループコーチングを提供しています。
「このプログラムは、私に計り知れない力をくれました。 仕事への取り組み方、リーダーとのコミュニケーション、何かを変えるときの実行方法を、抜本的に見直すことができました。」
Ignite参加者の声、2021年
多様性豊かな人材の育成
Zendeskの多様性・公平性・受容性(DEI)目標は、各組織と地域固有のニーズに対応するため、すべての組織でそれぞれ個別に設定されています。 Zendeskは、才気あふれる人材が魅力を感じ、長く定着するためのサポートを進化させていきます。
性別データ(全世界)
企業
テクノロジー
リーダーシップ
男性
女性
男性
女性
男性
女性
民族の構成(米国)
白人
アジア人
スペイン系アメリカ人またはラテンアメリカ系住民
黒人またはアフリカ系アメリカ人
ハワイ先住民または太平洋諸島出身者
2つ以上の人種の混血
アメリカ先住民またはアラスカ先住民
回答拒否
年齢データ(全世界)
0-29
30-39
40-49
50+
- すべての従業員データは、2020年12月31日時点のものです。
- リーダーシップには取締役以上が含まれます。
- 四捨五入により合計が100%にならない場合があります。
- Zendeskでは、技術系従業員を職種別に分類しています。 技術系の職種とは、主にエンジニアリングや数学などの分野の知識とスキルを活かして、事業の成長を担う職種です。 技術職の例としては、データサイエンス、ソフトウェアエンジニアリング、製品管理などが挙げられます。
- Zendeskは現在のデータでの性別が2種類に限定されていることを認識しています。 私たちは性的アイデンティティが男性か女性かの二者択一ではないことを認識しており、あらゆる性的アイデンティティをより現実的な正確性をもって反映するよう努めています。
Zendeskの最新のEEO-1 Type 2レポートは、ダウンロードしてご覧いただけます。 このレポートのデータ収集アプローチは最新のものではなく、私たちの現在の方針とは若干異なる場合があります。現在、Zendeskは多様性を重んじる取り組みを積極的に進めています。 また、EEO-1レポートは、米国連邦政府により義務付けられたカテゴリに基づき、ある特定の時点でのデータを採取して作成されたものです。 EEO-1レポートは、Zendeskが公表しているアプローチとは別の方法でデータを計測することがあります。
米国雇用機会均等委員会EEO-1レポートをダウンロード
Zendeskのミッション
多様性・公平性・受容性(DEI)を企業文化として確立
Zendeskの多様性・公平性・受容性(DEI)に関する取り組みは、人を第一に考え、リーダー主導のアプローチによって推進されています。
従業員のために
多様性が尊重され、従業員一人ひとりが自分は支えられていると感じながら、真の自分らしさを発揮できる企業文化を作ります。
お客様のために
お客様とお客様のニーズに応える包括的な製品と多様な人材を育成し、より良い体験を実現します。
Zendeskのコミュニティのために
Zendeskのリソースを利用しながら重要な問題への関心を高め、不正と闘い、より広範囲なコミュニティでの活動を支援するプログラムです。
“We’re better and stronger when we operate with a collective mindset of inclusivity with our colleagues, our customers, and the world around us.”
Alex Constantinople
最高マーケティング責任者
共感が変革を導く
世界中が健康危機と社会不安に見舞われた2020年。従業員にもさまざまな危機が襲いました。 Zendeskは企業として、こうした従業員をサポートするための意義ある方法を見つけることが急務であると判断しました。
従業員は今、どんな不安を抱えているのか。その声に耳を傾けることで、従業員の心と身体の健康を優先するプログラム「エクイティポリシー」と、従業員が本音で語り合える憩いの場「共感の輪」が誕生しました。
共感の輪
「共感の輪」は、従業員が自らの経験を共有し、リーダーがそれを把握して学ぶための親しい交流の場です。 ここでのコミュニケーションは、Zendeskの多様性・公平性・受容性(DEI)プログラムを推進する上で重要な役割を果たしています。 またこの取り組みの重要性を深く認識し、専用のガイドブックを作成して広く共有しています。
「共感の輪」ガイドブックをダウンロード人種間の公平性と正義に関するコミットメント
行動は言葉よりも雄弁です。 Zendeskは、より公平な社会の実現に向けて積極的な役割を果たしたいと考えています。しかしそのためにまず必要なのが、これらの課題への取り組み方の改善です。 Zendeskは、SaaS分野、広範にわたる技術分野、そしてグローバルコミュニティで変化をリードする存在であり続けたいと願っています。
Zendeskの価値観をご覧ください従業員エクスペリエンス
従業員コミュニティ
従業員コミュニティ(EC)は、Zendeskの企業文化を構築する上で重要な役割を果たしています。 従業員コミュニティは従業員同士をつなぐ場を形成するだけではありません。受容性の高いリーダーシップとはどうあるべきかなのか、また従業員の文化的ニーズに合わせたサポートの提供方法とは何なのかといった、重要な要素を教えてくれます。
「自らの誇りをかけて闘っている友人や隣人には、豊かな情報を提供する味方の存在が必要です。」
Ryan Gailey


Global Veterans Network
Global Veterans Networkは、Zendesk内外の退役軍人に敬意を表し、社会復帰を支援しています。

Mosaic
Mosaicは、有色人種の従業員がそれぞれの違いを受け入れて尊重し合うことを奨励するコミュニティです。ディスカッションやネットワーキングの機会を提供し、職業上のスキル向上や成長を促します。

Pride
Prideは、LGBTQ+のすべての従業員が評価され、見守られ、サポートされることを保証するコミュニティです。

The Village
The Villageは、子育てや介護と仕事の両立を図る従業員をサポートする仕組みを提供しています。

Women at Zendesk
Women at Zendeskは、これまでのキャリアに関わらずすべての女性従業員を尊重し、励まし、人生における個人の目標と仕事上の目標の両方の達成できるよう支援するコミュニティです。

Women in Engineering
Women in Engineeringは、女性エンジニア達がオフィスを超えて知り合い、互いに協力し合える関係を築くことができる従業員コミュニティです。

The Bridge
The Bridgeは、従業員とその関係者を世代を超えてサポートし、交流の場を提供しています。

Whole Self
Whole Selfは、従業員がメンタルヘルス、ニューロダイバーシティ(注意欠陥・多動性障害、強迫性障害、自閉スペクトラム症など)や身体的な障害について学び、理解し、意見や体験談を共有するための機会を設けています。
“Our diversity, equity and inclusion strategy has to be grounded in a people first and leader-led approach to listen with empathy, act with conviction, and continue to learn to evolve.”
Dave Kim
多様性・公平性・受容性担当バイスプレジデント
Zendeskにおける公平性
Zendeskは、敬意にあふれ、公平性と受容性の高い企業文化を育むことで、より公平かつ公正なグローバルオフィスの構築を目指しています。 経歴、経験、現在の状況に関わらず、あなたの成功を全力でサポートします。
モラルハラスメントの禁止
Zendeskは差別、ハラスメント、嫌がらせ、報復などのモラルに反する行動を禁止しています。
賃金の平等を優先
給与の支払い方法や平等性について年に1度以上見直しを行い、必要に応じて調整を行っています。
公平性と受容性のある職場づくり
Zendeskの目標は、世界中のすべての従業員に公平で受容的な職場環境を一貫して提供することです。
アクセシビリティ
カスタマーサービス業界は、何百万人もの雇用の源です。 しかしZendeskの技術を使いこなせなければ、その仕事に応募することはできません。 あるいは、カスタマーサービスソフトウェアが多様な方法で使用されることを前提に設計されていなければ、多くのユーザーが必要なリソースを手に入れられなくなります。
Zendeskは、テクノロジーへのアクセス方法やこれまでの経験に関わらず、すべての人が持てるだけの力を発揮できるよう考え抜かれた技術を提供する取り組みに力を入れています。
「Zendeskは、アクセシビリティを技術やビジネス上の問題として考えるのではなく、 人権の問題として捉えています。 それは誰にとっても与えられるべき受容性と機会の問題です。 アクセシブルな製品をリリースすることで、障害を持つ方々への受容性をより大きなスケールで高めることができます。
Jon Aniano
製品担当SVP
Zendeskのコミュニティ
より公平な世界を目指して
多様性、公平性、受容性に対するZendeskの取り組みは、世界各地のZendeskオフィスにとどまらず、外部の組織や団体にも広がっています。 さまざまな企業との関係を構築するとともに、コミュニティに変化をもたらす組織との協力関係を強化しています。
社会的影響レポートを読む

サプライヤーの多様性
サプライヤー多様性プログラムは、多様性に富んだ企業の成長を支援します。 ビジネスの維持に必要なサポート、可視性、リソースを得ることが難しい企業が対象です。 Zendeskは、お客様に提供する革新的なソリューションを見つけるための手がかりとして、小規模で多様性のあるベンダーやサプライヤーと提携し、これらの企業の発展も支援しています。
より良い世界の実現に向けたパートナーシップ
Zendeskは、SaaS分野、広範にわたる技術分野、そしてグローバルコミュニティで変化をリードする存在であり続けたいと願っています。 しかし、Zendeskだけではより公平な世の中は実現できません。 そこで私たちは、多様性、公平性、受容性の分野で革新的かつ刺激的な取り組みを行う他の組織と提携し、この取り組みを強化しています。

European Network Against Racism(欧州反人種差別ネットワーク)
Zendeskは、European Network Against Racism(欧州反人種差別ネットワーク)によって創設されたマルチステークホルダーイニシアチブ「Equal@Work」の常勤会員です。 このイニシアチブでは、企業、社会的パートナー、NGO、公的機関、学識経験者などが集まり、少数民族や宗教的少数派の人々が労働市場に十分に参加できるようになるための解決策を模索しています。
The Asia Foundation(アジア財団)
2021年、ZendeskはThe Asia Foundation(アジア財団)と提携し、新たな社会的影響イニシアチブを立ち上げました。 このパートナーシップは、アジアにおける科学、技術、工学、数学(STEM)分野での女性のリーダーシップネットワークの維持に貢献します。
National Urban League(全米都市同盟)
2021年、ZendeskはNational Urban League(全米都市同盟)と協力関係を結び、「State of Black America」レポートのスポンサーを務めています。 National Urban Leagueは、経済的流動性と持続可能性を専門に活動する団体です。 同団体が発行する「State of Black America」レポートは、アメリカ国内における人種的平等の評価指標として、またソートリーダーシップの情報源として、最も期待されているものの一つです。
その他の継続的なパートナーシップ





